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北海道太平洋側で相次ぐ地震 専門家 “改めて備え見直しを”@NHKニュース

 北海道太平洋側で相次ぐ地震 専門家 “改めて備え見直しを” こんにちは 猫好き父さんです  少し心配な状況ですが 備えあれば患いなしで臨みましょう 画像は公式からの引用です 2日、十勝の大樹町などで震度4の揺れを観測する地震がありました。 道内の太平洋側では、先月から震度4の揺れを観測する地震が相次いでいて、専門家は「過度に気にする必要はないが、身の回りの備えを改めて確認してほしい」と呼びかけています。   北海道太平洋側で相次ぐ地震 専門家 “改めて備え見直しを” #北海道NEWSWEB https://t.co/SEj32M3L9J - https://t.co/SEj32M3L9J — NHK北海道 (@nhk_hokkaido) June 2, 2025   北海道沖 千島海溝 巨大地震起こしうる程度までひずみ蓄積か! 巨大地震と大津波の発生が想定されている北海道沖の千島海溝では去年までの海底の地殻変動観測の結果、海側と陸側のプレートが非常に強くくっつく部分があり、「ひずみ」をため続けていることが確認されました。 www.tokachilife.com 北海道の地震の特徴  北海道は日本の他の地域と同様に地震活動が活発な地域であり、様々なタイプの地震が発生します。その特徴を以下にまとめます。 1. 複数のプレートが関連する複雑なメカニズム 北海道の地下には、複数のプレートが関係する非常に複雑な構造があります。 太平洋プレートの沈み込み : 北海道の太平洋側沖合には 千島海溝 と 日本海溝 があり、太平洋プレートが陸側のプレート(北米プレート)の下に沈み込んでいます。これにより、プレート境界型地震(海溝型地震)が繰り返し発生します。 アムールプレートとの関係 : 日本海東縁部にはアムールプレート(ユーラシアプレートの一部とされることもある)と北米プレートの境界があり、ここでは東西方向の圧縮力が働いています。この境界は「歪み集中帯」とも呼ばれ、逆断層型の地震が発生しやすいと考えられています。 オホーツクプレート(または北米プレート) : 北海道は一般的に北米プレート上に位置すると考えられますが、より詳細なプレート構造としてオホーツクプレートが提唱されることもあります。 このような複雑なプレートの相互作用に...

タンチョウ大好き!🐥十勝の自然

タンチョウ大好き!


タンチョウ(丹頂)

タンチョウ(丹頂)は、カモ科ツル目ツル科ツル属に分類される大型の鳥です。その名の通り、頭頂部の赤い裸出した皮膚が特徴的で、古くから日本を含む東アジアでは瑞鳥(ずいちょう:めでたい鳥)として尊ばれてきました。

1. 特徴

  • 体長と翼開長: 全長は約140cm、翼を広げると240cmにも達し、日本の野鳥の中では最大級の大きさを誇ります。
  • 外見:
    • 全身はほぼ純白で、首から頭部にかけてと、翼の次列風切(じれつかざきり)および三列風切(さんれつかざきり)と呼ばれる部分が黒いのが特徴です。
    • 翼をたたんだ状態では、黒い三列風切が尾羽のように見えるため、「尾羽が黒い」と誤解されることがありますが、実際には白い尾羽の上に黒い羽が覆いかぶさっているだけです。
    • 頭頂部は赤い皮膚が裸出しており、これが名前の由来となっています。この赤い部分は羽毛がなく、血管が透けて赤く見えています。
    • 嘴(くちばし)は長く、黄色や黄褐色をしています。脚は黒いです。
  • 鳴き声: 気管が長く曲がりくねっているため、ラッパのように数キロ先まで届く大声を発することができます。オスとメスが鳴き合う「鳴き合い」は、つがいの絆を深める行動であり、縄張り宣言の意味もあります。オスが「コー」と鳴くと、メスが「カッカッ」と返します。幼鳥は「ピーッ、ピーッ」とひよこのような声で鳴きます。
  • 性差: 雌雄ほぼ同色のため、見た目での判別は難しいですが、メスの方が若干小柄です。鳴き合いの際、先に「クォー」と鳴くのがオス、「カッカッ」と返すのがメスと言われています。

2. 生息地と分布

  • 生息地: 東アジアの湿原や湿地に生息します。日本では、**北海道東部(特に釧路湿原、鶴居村、阿寒町、標茶町など)**が主な生息地です。その他、ロシアのアムール川中流域、中国東北部、朝鮮半島などにも分布しています。
  • 渡り: 大陸のタンチョウは、繁殖地のロシアや中国東北部から、冬には朝鮮半島や中国南部(揚子江河口北部など)へ渡って越冬します。一方、**日本のタンチョウは、明治期の乱獲と湿原開発による激減を経て、近年は渡りをせず、北海道で一年中過ごす「留鳥」となっています。**これは、冬季の給餌活動によって安定した餌が確保されるようになったためと考えられています。

3. 生態と生活史

  • 食性: 雑食性で、植物の根や種子、穀類(特に稲の落ち穂やデントコーン)、昆虫、ミミズ、貝類(タニシなど)、甲殻類、カエル、魚類、ネズミなども幅広く食べます。
  • 繁殖期: 3月下旬から6月頃にかけてが繁殖期です。
  • 一夫一婦制: タンチョウは生涯にわたって同じパートナーと連れ添う「一夫一婦制」の鳥として知られています。
  • 求愛ダンス: 繁殖期には、オスとメスが向かい合って首を大きく上下させたり、翼を広げて跳ねたりする「ツルダンス」と呼ばれる優雅な求愛行動を行います。これはつがいの絆を深める重要な儀式です。
  • 巣作り: 湿原のヨシやスゲ類を積み上げて、直径1.5mほどの大きな皿状の巣を水中に作ります。これにより、地上性の天敵から卵やヒナを守ります。
  • 産卵と抱卵: 通常、1〜2個の卵を産み、雌雄が交代で約29〜36日間抱卵します。
  • ヒナの成長と子育て:
    • ヒナは孵化するとすぐに歩けるようになり、数日で巣を離れて親について歩き始めます。
    • 親鳥はヒナに餌の探し方や危険回避の方法を教え、天敵(キツネ、ワシなど)から献身的に守ります。
    • 孵化後約100日(約3ヶ月)で飛翔できるようになり、秋には親鳥とほぼ同じ大きさまで成長します。
    • 家族単位で越冬地へ移動し、翌年の繁殖期が来るまでの約1年間、親鳥と行動を共にします。
    • 翌年の2月〜3月頃に親鳥がヒナを追い払い、独立を促します。
  • 寿命: 野生での平均寿命は10年前後、飼育下では30年以上生きることもあります。
  • 性成熟: 繁殖できるようになるまでには、3〜4年かかるとされています。

4. 保護活動と現状

  • 過去の絶滅の危機: 江戸時代までは北海道各地に生息していましたが、明治時代以降の乱獲と、開拓による湿原の減少により激減し、大正時代には「絶滅した」と考えられていました。
  • 再発見と保護の始まり: 1924年(大正13年)に釧路湿原の奥地で十数羽のタンチョウが再発見されたことをきっかけに、保護活動が始まりました。
  • 給餌活動: 特に冬季の給餌活動が、タンチョウの個体数回復に大きく貢献しました。第二次世界大戦後、地元の住民が始めた給餌が、タンチョウの越冬を支え、渡りをやめて北海道に定着する大きな要因となりました。
  • 特別天然記念物: 日本では、1952年(昭和27年)にタンチョウが特別天然記念物に指定され、法的な保護が強化されました。
  • 現在の個体数: 絶滅の危機を乗り越え、現在は北海道を中心に1,800羽以上(2023年時点)にまで回復しています。しかし、依然として国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧種に指定されており、環境省のレッドリストでも絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。
  • 課題: 個体数回復に伴い、電線衝突事故や、農作物(特にデントコーン)への食害といった問題も顕在化しており、人とタンチョウとの共存に向けた新たな課題が生じています。

タンチョウは、日本の自然保護の象徴であり、その優雅な姿と力強い生命力は、多くの人々を魅了し続けています。


 



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