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猫好き父さんは大のあんこ好き、あんこ好きが高じて、あんこといえば小豆、小豆といえば北海道、北海道といえば十勝。ということで遂に北海道は十勝地方に移住してしまいました。十勝といえばお菓子の国、有名な六花亭や柳月があります。また、コンビニはセイコーマート。おいしいお菓子のことやセコマのことや十勝の暮らしについてお伝えしようと思います。
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アカゲラはなんでも叩く?!🐥十勝の自然
こんにちは
猫好き父さんです
アカゲラネタです
アカゲラは普通は
木を叩くものだと
思ってました
こんな感じ
アカゲラの「ドラミング」は、キツツキの仲間が木の幹などをクチバシで連続して叩く行動のことで、彼らにとって非常に重要なコミュニケーション手段です。
アカゲラのドラミングの特徴
- 音: 「ドドドド」と聞こえるような、リズミカルで速い連続音です。乾いた音が響きやすい枯れ木などを選んで叩くことが多いです。
- 速さ: アカゲラは、1秒間に18回から22回もの高速で木を叩くことができます。この速さは、他のキツツキ類と比較してもかなり速い部類に入ります。
- 比較として、オオアカゲラは約2秒、クマゲラは約2.5〜4秒と、種によってドラミングの長さやリズムが異なります。
- 担当: オス、メス両方がドラミングを行います。
ドラミングの目的
アカゲラのドラミングには、主に以下の目的があります。
- 縄張り(テリトリー)の主張:
- 多くの鳥がさえずり(歌)で縄張りを主張するのに対し、キツツキ類はさえずりをほとんど行わず、その代わりにドラミングをします。
- 「ここは俺の縄張りだぞ!」というメッセージを周囲に伝えることで、他の個体との無用な争いを避けます。大きな音を響かせることで、自分の強さもアピールしていると考えられます。
- 異性への求愛(パートナー探し):
- 繁殖期(春先から夏にかけて)になると、特に盛んにドラミングを行います。これは、メスに自分の存在をアピールし、ペアを形成するための求愛行動です。
- 「俺って、強いんだぜ。そこの彼女」と、よく響く木を選んでドラミングすることで、優秀なオスであることを示すと言われています。
- パートナーとのコミュニケーション:
- つがいになったオスとメスが、巣作りや子育ての交代をする際などにもドラミングを行うことがあります。
- 巣穴作りや採餌とは異なる行動:
- キツツキが木を叩く行動には、ドラミングの他に、木の中にいる昆虫やその幼虫を探して食べるための「採餌(さいじ)」や、巣穴を掘るための「営巣(えいそう)」があります。
- ドラミングはこれらの行動とは異なり、音を出すこと自体が目的のコミュニケーション行動です。採餌や営巣では、木材を削り取るような音や、中空の音とは異なる音がします。
アカゲラがドラミングに適した木を選ぶ理由
アカゲラは、音が響きやすい枯れた幹や、枯れかけた木、または電柱、雨戸の戸袋、木の郵便受け、人間の作った巣箱など、共鳴しやすい材質のものを狙って叩きます。これは、より遠くまで音を響かせ、メッセージを効果的に伝えるためです。
アカゲラのドラミングは、森の中で響く独特の音であり、春の訪れや繁殖期の始まりを告げる風物詩としても知られています。
しかしある日
変な音がするなあと
見渡してみると
なんと
アカゲラが
街燈を叩いているではありませんか
アカゲラは木以外のものでもドラミングを行います。その理由は、ドラミングの目的が「音を響かせてコミュニケーションを取ること」にあるため、木であるかどうかにかかわらず、音がよく響く素材であれば何でも利用するからです。
アカゲラが木以外でドラミングする例としては、以下のようなものがあります。
- 電柱: 木製の電柱は、中が空洞になっている場合や、木材の特性上、音がよく響くため、アカゲラのドラミング場所としてよく利用されます。特に、市街地に近い場所では、森の中の木よりも電柱の方が目立ち、音が遠くまで届きやすいことも理由の一つです。
- 雨戸の戸袋: 民家の雨戸の戸袋は木製であることが多く、こちらも内部が空洞になっているため、叩くと非常に大きな音が響きます。住人にとってはけたたましい音に聞こえ、困ることもあります。
- 木の郵便受け: 自宅の庭などに設置された木製の郵便受けも、音が響きやすいためドラミングの対象となることがあります。
- 建物の外壁や屋根: 木製の壁材や、場合によっては金属製の屋根など、音が響きやすい建築物の部分もドラミングの対象になることがあります。特に、家の外壁をドラミングされると、家の中にまで音が響き渡り、穴が開いてしまう被害が出ることもあります。
- 人工の巣箱: 人が設置した木製の巣箱も、ドラミングの場所として使われることがあります。
なぜ木以外でも?
アカゲラは、ドラミングによって縄張りを主張したり、異性を誘ったりします。これらの目的を達成するためには、何よりも「音が遠くまで届くこと」が重要です。そのため、彼らは木の中からでも、人工物の中からでも、最も音が響きやすい場所を巧みに選び出して利用するのです。
このように、アカゲラのドラミングは、単に木を叩く行為ではなく、音響特性を理解し、環境を最大限に利用したコミュニケーション戦略の一環と言えます。
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