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猫好き父さんは大のあんこ好き、あんこ好きが高じて、あんこといえば小豆、小豆といえば北海道、北海道といえば十勝。ということで遂に北海道は十勝地方に移住してしまいました。十勝といえばお菓子の国、有名な六花亭や柳月があります。また、コンビニはセイコーマート。おいしいお菓子のことやセコマのことや十勝の暮らしについてお伝えしようと思います。
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クリスマスまでワインのアドベントカレンダーで楽しむ!5日目🍷十勝ライフ
ワインのアドベントカレンダーで楽しむ!5日目
猫好き父さんです
華々しく?始まりました
その5日目です
5日目のワインは
スペイン/赤・MB
ガルナッチャというブドウとテンプラニーリョで作られているらしいです
ガルナッチャ(Garnacha)について
ガルナッチャは、世界で最も広く栽培されている赤ワイン用ブドウ品種の一つで、特にスペインを代表する品種です。フランスでは**グルナッシュ(Grenache)**と呼ばれ、南ローヌ地方のブレンドワインの主要品種として知られています。その起源はスペインのアラゴン地方と考えられています。
ガルナッチャ(グルナッシュ)の主な特徴
栽培と耐性
温暖な気候を好む: ガルナッチャは、乾燥した温暖な気候を非常に好みます。特に日照量の多い地域でよく育ち、ブドウが十分に成熟することで、豊かな果実味とアルコール度数の高いワインが生まれます。
耐乾性: 干ばつに強く、水不足に耐えることができます。
収量管理の重要性: 収量が高くなりやすいため、高品質なワインを造るには、収量制限が非常に重要です。収量が多すぎると、色が薄く、味わいが水っぽいワインになる傾向があります。
酸化しやすい: 比較的酸化しやすい品種であるため、醸造や熟成には注意が必要です。
香りと味わい
豊かな果実味: 赤い果実(ラズベリー、チェリー、イチゴ)のアロマが非常に豊かで、熟したプラムやブラックベリーのニュアンスも感じられます。
スパイスとハーブ: 黒コショウ、シナモン、アニスなどのスパイス香や、ラベンダー、ローズマリーといった地中海性気候のハーブの香りが特徴的です。
アルコール度数: 完熟すると糖度が高くなるため、アルコール度数が高めのワインになることが多いです。
タンニン: 一般的にタンニンは柔らかく、口当たりは滑らかで丸みがあります。
ボディ: ミディアムボディからフルボディまで幅広く、産地や醸造スタイルによって異なります。
熟成による変化: 熟成が進むと、レザー、タール、土、ドライフルーツ、あるいは煮詰めた果実のような複雑な香りが現れ、より深みのある味わいになります。
ガルナッチャ(グルナッシュ)が使われるワイン
スペイン(Garnacha)
スペイン全土で広く栽培されていますが、特に以下の地域が有名です。
アラゴン(Aragón): ガルナッチャの起源とされる地で、古木から造られる力強くもエレガントなガルナッチャが注目されています(例:カンポ・デ・ボルハ、カラタユド、モンサンなど)。
リオハ(Rioja): 主にテンプラニーリョのブレンド品種として使われ、ワインに果実味とまろやかさ、アルコール度数をもたらします。ロゼワインの主要品種でもあります。
カタルーニャ(Catalunya): プリオラート(Priorat)では、カリニェナとブレンドされ、非常に凝縮感のある長熟型ワインが生まれます。
フランス(Grenache)
ローヌ渓谷(Rhône Valley):特に南ローヌ地方の主要品種です。
シャトーヌフ・デュ・パプ(Châteauneuf-du-Pape): グルナッシュを主体とし、シラー、ムールヴェードルなど複数の品種とブレンドされることで、複雑で力強く、長熟型のワインが造られます。
コート・デュ・ローヌ(Côtes du Rhône): 日常的に楽しめる、果実味豊かなワインに貢献します。
ラングドック・ルーション(Languedoc-Roussillon): 温かい気候で、濃厚で果実味豊かなグルナッシュが造られます。単一品種ワインや、シラー、ムールヴェードルなどとのブレンドにも使われます。
ロゼワイン: プロヴァンス地方のロゼワインの主要品種でもあり、フレッシュでドライなロゼを生み出します。
その他の国々
オーストラリア(Grenache): 特に南オーストラリアのバロッサ・ヴァレーなどでは、樹齢の高いグルナッシュから、力強くもエレガントなワインが造られています。
アメリカ(Grenache): カリフォルニア州などでも栽培され、特にローヌ系品種のワインで使われます。
料理とのペアリング
ガルナッチャ(グルナッシュ)は、その豊かな果実味とまろやかなタンニン、そしてスパイスのニュアンスから、幅広い料理と好相性です。
肉料理: 羊肉のロースト、牛肉のグリル、豚肉のロースト、ジビエ料理。
地中海料理: 煮込み料理(シチュー、ラグー)、ハーブを使った料理、トマトベースの料理。
スパイスの効いた料理: 中東料理、モロッコ料理、一部のアジア料理。
チーズ: 熟成したハードチーズ、ヤギのチーズ。
ガルナッチャ(グルナッシュ)は、その温暖な気候への適応性と多様なスタイルで、世界中のワイン愛好家から愛されている品種です。パワフルでありながらも親しみやすい口当たりが魅力と言えるでしょう。
テンプラニーリョ(Tempranillo)とは?
テンプラニーリョは、スペインを代表する最も重要な黒ブドウ品種です。スペイン全土で広く栽培されており、その名前は「temprano(早熟な)」というスペイン語に由来し、他の主要な赤ブドウ品種よりも収穫が早いことにちなんでいます。
テンプラニーリョの主な特徴
栽培と特性:
気候適応性: 比較的涼しい気候と温暖な気候の両方で栽培可能ですが、昼夜の寒暖差が大きい場所で品質の高いブドウが育ちやすいとされています。この寒暖差が、ブドウの酸味と香りのバランスを保つのに役立ちます。
厚い果皮: 果皮が厚く、タンニンと色素を豊富に含んでいます。これがワインの濃い色合いと骨格に貢献します。
病害への感受性: うどんこ病など、一部の病害には比較的弱いとされています。
香りと味わい:
テンプラニーリョのワインは、熟成期間や産地によって多様な表情を見せますが、一般的には以下のような特徴があります。
果実味: 若いワインでは、フレッシュな**赤系果実(チェリー、ラズベリー、イチゴ)**や、**黒系果実(ブラックベリー、プラム)**のアロマが豊かです。
非果実の香り: スパイス(甘草、タバコ)、皮革、ココア、杉、バニラなどの香りが樽熟成によって加わることが多いです。土っぽいニュアンスや、ハーブ、ドライフルーツのような香りも感じられます。
酸とタンニン: 中程度の酸味と、しっかりとした骨格を持つタンニンが特徴です。樽熟成によってタンニンは滑らかになり、口当たりがまろやかになります。
ボディ: ミディアムボディからフルボディまで幅広く、凝縮感のあるリッチなスタイルが多いです。
テンプラニーリョが使われる主なワインと産地
テンプラニーリョは、スペインの多くのD.O.(原産地呼称)で主要品種として認められています。
リオハ(Rioja):
スペインで最も有名なワイン産地であり、テンプラニーリョの代表的な産地です。リオハでは、テンプラニーリョが主体となり、しばしばガルナッチャ、グラシアーノ、マスエロ(カリニェナ)などとブレンドされます。熟成期間によって以下のカテゴリーに分類されます。
ホーベン(Joven): 若飲みタイプで、樽熟成期間が短いか、全くないもの。フレッシュな果実味が特徴。
クリアンサ(Crianza): 赤ワインは最低24ヶ月熟成(うち樽熟成6ヶ月以上)。
レゼルバ(Reserva): 赤ワインは最低36ヶ月熟成(うち樽熟成12ヶ月以上)。
グラン・レゼルバ(Gran Reserva): 赤ワインは最低60ヶ月熟成(うち樽熟成18ヶ月以上)。長期間の熟成により、複雑なブーケと滑らかな口当たりが特徴です。
リベラ・デル・ドゥエロ(Ribera del Duero):
リオハと並ぶ、スペインの高級赤ワイン産地です。ここではテンプラニーリョは「ティント・フィノ(Tinto Fino)」または「ティンタ・デル・パイス(Tinta del País)」と呼ばれます。より力強く、凝縮感のあるワインが造られる傾向があります。
トロ(Toro):
ドゥエロ川沿いの別の産地で、テンプラニーリョは「ティンタ・デ・トロ(Tinta de Toro)」と呼ばれます。非常にパワフルで、高いアルコール度数を持つワインが特徴です。
ラ・マンチャ(La Mancha):
広大な平野で、テンプラニーリョは「センシベル(Cencibel)」と呼ばれます。大量生産されるカジュアルなワインから、品質重視のワインまで幅広く造られます。
その他の地域:
カスティーリャ・イ・レオン州の様々な地域(ルエダの赤ワインなど)、カタルーニャ州、ナバーラ州など、スペイン各地で栽培されています。
料理とのペアリング
テンプラニーリョは、その多様なスタイルとバランスの取れた味わいから、幅広い料理と好相性です。
肉料理: ローストビーフ、ラム肉のグリル、豚肉のロースト、ジビエ料理。熟成したリオハやリベラ・デル・ドゥエロのテンプラニーリョは、脂身の多い肉や複雑なソースの料理と良く合います。
スペイン料理: パエリア、タパス全般、生ハム(ハモン・セラーノやハモン・イベリコ)、チョリソなどの加工肉。
チーズ: 熟成したマンチェゴチーズ、コンテ、チェダーなどのハードチーズ。
トマトベースの料理: ミートソースパスタ、ラザニア。
テンプラニーリョは、スペインの歴史と文化が詰まったブドウ品種であり、その多様な表情は飲む人を飽きさせません。若飲みから長熟まで、様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
Day 5
スペイン
ロスコン・デ・レジェス (王様のケー キ)
スペインの伝統的なお子で「王様のケーキ」 と呼ばれているロスコン・デ・レジェス。リン グ状のケーキに豆を入れ、ケーキを切り分けた際に豆が入っていれば「幸運の人」になれるそうです。
オラシオン・デ・マニャーラ21
スペイン/赤・MB
ガルナッチャ/テンプラニーリョ
ラズベリー、カシスのフルーティーで華やかな香りの中に、かすかに白胡椒のスパイスも、しっ かりとした果実味に、程よい酸味とやさしいタ シニンが軽い余損となり、飲みやすいワインで
合う料理:
焼き鳥たれ
酢豚
ロスコン・デ・レージェス(Roscón de Reyes)とは?
ロスコン・デ・レージェスは、スペインとラテンアメリカ諸国で、**1月6日の「東方三博士の日(Día de Reyes)」**に食べられる伝統的な甘いパン(菓子パン)です。この日は、イエス・キリストが誕生した際に、東方からやってきた三博士(マギ)が贈り物を捧げたことを祝う日で、クリスマスシーズンのフィナーレを飾る、子どもたちが最も楽しみにする日でもあります。
特徴と見た目
リング状の形: ロスコン・デ・レージェスは、一般的に**王冠(コロナ)**を模した丸いリング状の形をしています。
飾り付け: 表面は、**砂糖漬けのフルーツ(オレンジ、チェリー、メロンなど)**や、アーモンドスライス、パールシュガーなどで色鮮やかに飾られます。これらのフルーツは、三博士がキリストに捧げた宝石を表していると言われています。
生地: 中はブリオッシュに似た、ふんわりとした甘いパン生地です。しばしば、オレンジの花の水(オレンジブロッサムウォーター)で香り付けされており、独特の風味があります。
クリームや生クリーム: 最近では、中央が空洞になっている部分に、生クリームやカスタードクリーム、チョコレートクリームなどを挟んだものも多く見られます。
ロスコン・デ・レージェスの楽しみ方と伝統
ロスコン・デ・レージェスの最大の特徴は、単なる菓子パンとして食べるだけでなく、その中に**隠された「サプライズ」**があることです。
フェーブ(Fève):
ロスコンの中には、通常、**小さな陶器製の人形(フェーブ、またはソプレサ "sorpresa")**が一つ隠されています。これは東方三博士のいずれかであったり、キリストの誕生に関連するシンボルであったりします。
この人形を見つけた人は、その日一日**王様(または女王様)**とされ、紙の王冠をかぶることができます。そして、一年間幸運が訪れると信じられています。
豆(Habas):
もう一つ、**乾燥したそら豆(または金銭を模したコイン状のもの)**が隠されていることもあります。
この豆を見つけた人は、翌年のロスコン・デ・レージェスを支払う、という「罰ゲーム」のような役割があります。これは、古代ローマのサトゥルナリア祭の習慣に由来するとも言われています。
食べ方
1月6日の朝、家族や親戚が集まってロスコン・デ・レージェスを切り分け、みんなでその年の運試しをしながら楽しみます。コーヒーやホットチョコレートと一緒に食べることが多いです。
歴史的背景
ロスコン・デ・レージェスの習慣は、ローマ時代のサトゥルナリア祭にまで遡ると言われています。この祭りで、奴隷と主人を一時的に入れ替える際に、中に豆が入ったパンを食べ、豆を見つけた者が「王」になるという習慣がありました。この異教の伝統が、後にキリスト教の東方三博士の日と結びつき、現在の形になったとされています。
ロスコン・デ・レージェスは、スペインのクリスマスシーズンを締めくくる、お祝いと遊び心に満ちた、家族の絆を深める大切な伝統菓子です。もし1月初めにスペインを訪れる機会があれば、ぜひこのユニークなパンを試してみてくださいね。
ポートワインは苦手なので買いませんでした
ビールも良いかなと
ウィスキーは酔うとつらいので
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